ミラのモーターとの互換性検証

 ミラのモーター。「AZ−1ならスズキのモーターを探すべきでは?」という話になると思うが、モーターが非常に外しにくい位置にあるためなのか、ヤフオクでの出品数が少ないのだ。ダイハツのモーターの方が多く出回っているので、ミラのものを使用した。



 同様に、AZ−1と比較する。写真左がAZ−1。黒い蓋についている端子の角度などが異なるが、それを除くと一緒だ。



 プラスチックのギヤは同じ。



 ミラのモータをAZ−1に取り付けると、オートストップも正常に機能した。


 一方で異なる部分もある。矢印で示すアームの部分だ。



 AZ−1のと比べると全然違う。



 なおAZ−1とロードスターは同じだった。



 あとは、アームの付く軸(プラスチック製ギヤから出ている軸)。左がAZ−1のもの。軸の直径や先端のテーパーの角度は同じように見えるのだが、スプラインのピッチが異なっているようにも見える。



 そのためなのか、ロードスターのモーターにロードスターのアームを付けると、スプラインとうまく噛みこんでくれるのだが、ミラのモーターにロードスターのアームを付けると、スプラインがかみ合わない。



 かみ合わないといっても、ナットで締めこめば問題はなくなる。


 ここまでモーター本体について見てきたが、そもそもAZ−1のワイパーASSYに付くのだろうか。次頁で検証していく。