向学のためのモーターの組み立て
前回は向学のためのモーターの分解を行ってきたが、今回はその逆。
まず、ブラシをおさえるスプリングを矢印で示すような状態にしておき、ブラシを奥に引っ込める。
ローターを差し込む。
ブラシをおさえるスプリングを所定の位置に戻し、ブラシとコミュテータ−を接触させる。
次に黒い筒を組み付ける。黒い筒には1カ所出っ張りがある。
モーター本体側にも、出っ張りと合う凹みがある。
出っ張りと凹みが合うように、黒い筒を取り付ける。なおその際、レバーを矢印の方向に力をかけた状態で、黒い筒をとりつけること。そうしないと、黒い筒に貼ってある磁石の影響でローターが抜けてしまい、最悪の場合はブラシを折損する。
完成。一見すると分解も組み立ても簡単そうに見えるのだが、モーターがまともに動かなくなる落とし穴があった。次頁ではそれをみていく。