ぐにゅ〜っとした抵抗の原因

 結論からいうと、サイズの合っていないOリングであった。Oリングの直径の方が大きいのだ。



 そのため、普通に入れようとすると、Oリングがはみ出してしまう。



 それを無理矢理押し込むわけだから、Oリングによってぐにゅ〜っとした抵抗が発生したわけだ。



 また結論から言うと、この抵抗は問題にならなかった。モーターのトルクが遙かに強力なためだ。従ってこのジョイントは、ワイパーの動きを遅くする原因ではなかったといえる。


 ここの抵抗をどうしても下げたい人のために、Oリングのサイズを示す。探してみたところ、似たようなサイズのOリングはあったのだが、全く同じ大きさのものはなかった。なお内径は10mmである。



 そしてもう1つポイントになるのがワッシャ。このワッシャ(シム)の厚みを少し薄くすると、ぐにゅ〜感が無くなるし、抵抗もなくなる。ただし、ワイパーの動く速度に改善効果は無い。




 Oリングもワッシャもそのままで、軸部分をグリスアップして組み立て直した。次頁では改善効果を見ていく。