ローターの状態
ローターを見てみる。
コミュテータ−部分には摩耗はなかったが、ブラシが接触した部分が残っていた。水没後、１回も電気を流したことがないモーターのはずなので、長期間動かさないと水没とは関係無くブラシとの接触跡は残るのだろうと思われる。
ローター本体を取り外した。磁力が強いため、何かが引っかかっているのではと思ってしまうが、そんなことはない。強く引き抜けば取れる。
外観を見ると錆が発生していない。このことからも、モーター内に水が浸入していなかったと言える。
ベアリング。このモーターには２つベアリングがあるが、これは裏蓋に付いている方。見た目、錆も無く問題無い。また手で動かしたところ、特に問題無く動いた。完全に生きているものと思われる。
次頁では上蓋を見ていく。
