結局、水は車室内のどこに浸入したのか

 車自体は、以下の写真のように水に浸かったが、



 車室内には、水色の部分だけ水が浸入したと考えられる。



 理由は以下の通りである。
1.車が浮いて流れたことから、車のどこかにエアだまりができていたはず。それが車室内空間だと考えるのが自然であること。
2.リアガラス下の鉄板に砂が付いていたことから、ここに水が浸入したと考えられること。
3.フロアに砂がついていたことから、フロアまでは水に浸かったと考えられること。
4.インパネを含め、少なくともペダルより上の位置に水が浸入した跡がないこと。

 では車室内の水は、一体どういう経路で浸入したのだろうか。次回、推測していく。