車室内の状態、その2

 ここで一旦、リア側を見ていく。



 リアガラス下の鉄板には砂が付いている。即ち、水が浸入したのは間違いない。



 繰り返しの写真になるが、運転席後ろ側にも砂が溜まっている。



 ところが、次の写真で大きな矛盾が出てくる。Bピラートリムを外したところ、「リアガラス下の鉄板」と「運転席後ろ」の中間の高さに取り付けられているシートベルトリトラクタには、砂は付いていないし錆も発生していない。上と下に水が来ているのに、中間には水が来ていないという不思議な現象が発生していた。



 またフロント側に戻る。メーターを外したところ、うっすらと錆が発生しているだけ。これは通常の錆び方だ。



 ラジカセを外してみたが、砂は付いていない。



 ラジカセを取り外したところ。錆は発生しているが、通常通りの錆び方だ。



 単純に高さだけを考えると、車室内に浸入した水の水位に矛盾がある。次頁では、インパネをはずしてみる。