電極はどのように摩耗していくのか

 在庫品を探したところ、工場出荷時のデスビキャップに丁度いいのがあった。



 電極が、えぐれるように摩耗した状態。



 電極にかさぶたみたいな物ができている状態。これが剥がれることで、摩耗が進むと考えられる。つまり、徐々に徐々に摩耗するのではなく、摩耗するときには一気に摩耗するのだ。



 一気に摩耗し始める途中の電極。一部が剥がれ落ちている。全て剥がれ落ちるのは時間の問題だろう。



 以上4枚の写真は、全て同じデスビキャップについている電極の様子を撮影した。複数の別個体のデスビキャップから、説明に都合の良い部分だけを抜き出したのではない。我々のやることは、既存の(モーター)ジャーナリズムとは一線を画しているからこそ意味がある。


 今回はこれでおしまい。次回もまたデスビキャップネタ。妙な電極の摩耗のしかたをしたデスビキャップを見ていく。