バカ実験、水没車のセルモーターは作動するのか？、その２
水没したＡＺ−１が入ってきた。聞くところによると、押し寄せた水で浮いてしまって、50mほど流されたそうだ。そんな車を外観から判断する限りでは「案外水が入っていないのでは？」と推測される結果が得られた。
ところが、確実に水につかっている部品がある。しかも水が大敵な電装系部品。主には、オルタネータ、セルモーター、ディストリビューター、イグニッションコイル、ワイパーモーター、インジェクタ、リレー、各種センサー類、各種バルブ等々がある。こう見ていくと、水に長時間浸かっただけで、壊れてしまっているぽい感じもするのだが、本当にそうなのだろうか。分解して中身を確認した上で、正常に作動するかどうかを確認してみた。今回は、セルモーターを見てみる。大電流が流れるだけに、ヘタをすると出火リスクが最も高い部品だ。さてどうなることやら。
なおこの水没車の今後だが、使える部品はそのまま使い、また他のＡＺ−１から部品を移植することで復活させる。
マグネットスイッチ
セルモーター本体のの分解
ブラシ、その１
ブラシ、その２
水没したセルモーターでエンジンはかかるのか？
