祟り神復活!恐怖のCKクラス

 貴方は私が何度も御伝えしているK−CARフォーラムの祟り神と恐れられる人物を御存じだろうか?通算修理改造費は請求書が残されているだけでも1200万円(!)というほとんど家が買える銭を軽自動車に傾注し、今回の修理改造代金も114万6000円という「新車を買えよ!」と言いたくなるあの祟り神&異常趣味男、河田が半年ブリに帰ってきた。
「バランス取り直して、デフもミッションもオーバーホールしてきました。タービン?勿論ノーマルですよ!」
ノーマルマシーンながら交換タービンクラスに無理矢理エントリーさせられ続ける祟り神は、最近達観し常住無我の世界に浸りつつある。
家族からは「マンション買っておけば良かったなぁ」と力無く忠告される男、嗚呼、こんな男が一杯居れば日本の景気は一気に好転するだろうにねぇ。


 この祟り神を調伏せんと、全力迎撃するのは宮田ワークス! 1本め祟り神が1分24秒39を叩き出せば、一気に23秒30というタイムでカウンターパンチを叩き込む!
 後が無い2本目の祟り神は組み上げて600キロの再生ミラで全開走行すりゃあ23秒57!これで気がぬけたのか宮田ワークス23秒55に終わったが、0.27秒のビハインドで宮田ワークスが祟り神を調伏に成功した。しかし、慣らし運転もせんと全開くれて大丈夫かぁ?次回絶対どっかがブローするなと期待を残して、2000年第1戦は幕をおろした。
 しかし私の周囲でもトラブルが多くなってきたので、一言言わせてもらおう。AZ−1も生産中止から結構立つ。自動車という代物が消耗品の塊である事から考えても、そろそろ手をいれるべき時期にきているのではないだろうか?
 後輩のF6Aがチューニングすると言った時、燃料ポンプと燃料フィルターは交換しろ! できれば現行型スープラの燃料ポンプに交換しておけ!と忠告した。燃料ポンプはガソリンで潤滑しつつ加圧するという宿命から磨耗が激しく、同時に燃圧が低下しやすい。燃圧の低下は燃料の不足に直結し、ブローを発生させやすい。デトネーションでもされた日には一発ブローという悲劇が、、貴重なAZ−1の生息数を減少させない為にもオーナー諸兄には心しておいて頂きたいものである。