ロアアームのシャフトが入るナックルの穴の周辺

 長ったらしいタイトルだが、要は矢印部分のことだ。まずはガタのあるナックル。



 次にガタのないナックル(左リア用)。



 ガタのある方は「ハ」の字型をしていることがわかるだろうか。



 ガタのあるナックルの隙間の寸法を測定してみた。上の方を測定した。



 隙間は1.6mmだった。




 次に、下の方を測定した。



 隙間は1.85mmだった。下の方が広い。「ハ」の字型になっていることが確認できた。


 つまり、下側が広がってしまったのだ。恐らく、ナックルとロアアームのシャフトを締結する写真のネジが伸びてしまうことで、ナックルの変形が生じたのだと考えられる。




 今回はこれでおしまい。ナックルとロアアームのシャフトを締結するネジが伸びてしまうのであれば、伸びにくくすれば解決する。次回は、ネジの伸びを押さえる方法について検討していく。