3回連続3回目の参加

 この日は九州ABCミーティングと重なってしまった。「AZ−1をとるか、ロードスター30周年ミーティングを取るか」という心苦しい日程ではあったが、「自動車の歴史を比較するためのデータを積み重ねる」という目的を達成するためには、明らかにロードスター30周年ミーティングの方に軍配が上がった。そもそも当HPの最上位目的は、自動車趣味の本道を極めることであり、その道を究めるに最適な車がAZ−1だっために、HPを作ったのだ。なぜAZ−1が最適だったかというと、商業的な失敗作を逆手に取ることで希少絶版車というカテゴリに納めることができるのと、旧車のような過去のしがらみが全くない状態にある車だったからである。

 ここまで書くと、自動車趣味の本道という視点において、30年の進化はどちらに軍配が上がったのか結論を書いてしまったようなものだが、それはおいおい述べるとして、プログラムを紹介することでミーティングの概要を見ていく。


 3回連続参加のチケットと、それが同封されていた封筒。ロードスターオーナー以外で3回連続参加という人は相当少ないのではないかと想像する。



 「安全はトヨタの願い」ということで、ロードスターのミーティング資料はこの袋に保管していた。



 が、30年目にしてついに破れる。時の長さを感じさせられた。



 次頁では、同封物を見ていく。