AZ30-15-184の場合
このホースは、ラジエターから冷やされたクーラントがシリンダーブロックへ戻ってくるラインについている。なおこのホースはスズキ担当の部品で、裂けやすいホースの1つである。マツダ担当の部品よりも肉厚が薄いのだ。
左側の写真が走行23万キロ・放置3年のホース。中央の写真が走行7.8万キロ・放置10年のホース。右側が新品だ。定期交換していたためか、新品と比較してもほとんど変化無し。
なお表面に、カッターで傷を付けたような痕跡があった。劣化による物ではないと判断する。が、この車には外部から付けられたと思われる傷が付いているホースが多すぎる。車を整備したメカニックは、かなり雑、というか基本が全然わかってないのではないか。追ってレポートする、23万キロのエンジンを分解した際にも、オイルシールの取り付け方が全くデタラメな状態だったのでそう感じる。