パワステ化したAZWANさんのAZ−1、その2

 その想定していない事態とは・・・意外と電気を食うのだ。下の写真は、パワステのみに使われる電流を測定した結果。ステアリングが真っ直ぐの時は、3A程度だ。電流計は、配線コムさんのもの。



 ところがステアリングをまわし、すえ切り状態にすると、なんと20Aも食ってしまう。繰り返しになるが、電動パワステのみに流れる電流である。



 一方でバッテリー端子側で、車全体に流れる電流値を測定してみた。アイドル状態でステアリングが真っ直ぐの時。電流値がマイナスを示しているが、これは充電していることを示している。



 この状態ですえ切りすると、なんと26Aも電流が流れてしまった。



 あまりに電気を食うので、オルタネータは純正の50Aではない。ワゴンR RRの65Aオルタネータに換装されている。これでも、アイドリング時にすえ切りすると、エンジン回転数が落ちてしまっていた。Lock to Lockが2.2(=ステアリングの操作が重くなる)のAZ−1だからこそ、パワステモーターにかかる負荷が大きいのだろう。



 今回はこれでおしまい。次回も皆さんから提供されたネタを中心に紹介していく。