ロードスター プロトタイプ、外観その2

 陰影がついていないのでわかりにくいのだが、ソフトトップが格納されている部分には「蓋」がある。





 蓋がついているまま、というわけではない。上からよって見ると、ソフトトップの開閉機構の一部が見える。蓋をはずしてソフトトップを取り出す構造になっている。撮影し忘れてしまったのだが、フロントガラス上には、ソフトトップの先端を差し込む「穴」がついている。ただし、防水のことは全く考えられていない。この何も考えていない感が、ある意味イギリスのライトウエイトスポーツだ。



 ドアノブ部分。なんと説明すればよいのか・・・手を入れる部分の中に小さなアウターハンドル(ドアを開けるためのとって)がついている。そのため、アウターハンドルが外から見えない。



 ドアミラー。ヴィタローニ??



 外観紹介の最後は、リアコンビランプ。AZ−1オーナーだったら気になってしまうデザインだ。ビートとよく似ているのである。ビートがプロトタイプをぱくったのか、それともプロトタイプがビートをぱくったのか・・・



 その答えはタイヤにあった。タイヤをみると、1984年の35週目の製造となっている。またこのプロトタイプは、当然ながら初代ロードスターが発表された後に開示されている。というわけで、双方が似ているのは偶然の一致だ。



 次頁では、内装を見ていく。