アオシマ1/24モデルとの外観の比較、その2

 正面から見たところ。右側が国産名車コレクション。全体的に双方ともよく似ているが、国産名車コレクションの方が車高が低い。その理由は後述する。



 リア側から見たところ。



 前後から見てきたが、横からはどうだろうか。これが極めつけで、車を横に寝かせて向き合わせることができた。下が国産名車コレクションなのだが、鏡に映っているのではないかというほどそっくりだ。



 唯一異なるのは、国産名車コレクションの方がタイヤ径が小さいと言うこと。これが車高に差がある理由だ。恐らく、メーカー側の標準タイヤの大きさに、ヒトデホイールの大きさを合わせたのだろう。
 タイヤの直径を比較すると、国産名車コレクションは約20mm、アオシマ1/24モデルは22mmだった。単純に24倍すると、アオシマ1/24モデルの方がAZ−1標準タイヤの直径に近い。なお、FCやS13の国産名車コレクションのタイヤ径を調べると、26mmだった。これは両車で標準設定されている15インチのタイヤ径に相当することから、どのモデルもデタラメなタイヤを選択しているわけではないことがわかる。





 今まで見てきたことから、実体は以下のような感じではなかったのかと考えられる。
1.外板部分は、アオシマ1/24モデルをスキャンして丸パクリした。
2.シャシー部分も、アオシマ1/24モデルをスキャンして丸パクリした。
3.内装も丸パクリしたかったが、スキャナの解像度の関係で、大枠しかできなかった。
  細かい部分は、想像の産物となった。
4.ホイールも丸パクリしたかったが、モデルメーカーで用意するタイヤサイズに合わせるため、
  ホイールのみ縮尺を変更した。



 あと、あちゃ〜っと言うような問題が発生していた。モデルと台座を締結するタッピングビスが長すぎ、AZ−1のシャシーを突き抜ける寸前まできていたのだ。リア側は問題無いが、フロントは運転席、助手席とも同様の現象が発生している。





 1/24スケール 国産名車コレクションVOL 65のレポートはこれで完了。次のAZ−1のモデルはいつ発売になるのだろうか。今までに数々の前例があるため、モデル精度の進歩に期待したい。