ウォーターポンプを見る、その2

 ダークマターを取ってみた。こんな状態のウォーターポンプは、エンジン組み立て時に再利用することはないが、状況確認のためにやってみる。
 ダークマターはこびりついているように見えるが、ひっかいたらすぐ取れる状態だった。錆のように重たい物ではなく、ふかふかしている。



 ダークマターは半乾きの状態であることがわかる。



 上記写真の状態でウォーターポンプを水洗いすると、バケツがすごい色になってしまった。このダークマター、水洗いだけでも結構とれるようだ。シリンダーブロック内に存在するダークマターは簡単に取れそうである。



 水洗い後のウォーターポンプ。インペラをみると、錆びている部分と錆びていない部分に分かれた。やはりパロート製のインペラは錆に強いか?? またインペラがダークマターの発生源でもないと言える。ではどこが発生源なのか?? クーラントが流れる金属製パイプは問題なかったことから、恐らくシリンダーブロック内部だろうと思われる。





 今回はこれでおしまい。次回は、シリンダーヘッドなどを分解していく。10年も放置していたら、エンジン内に錆はわいているのだろうか。