エンジン外観

 取り外したエンジン。分解前にまず外観を確認する。



 カムカバーの間をつなぐホース。矢印で示すとおりホースバンドが下向きになっている。これは工場出荷時のエンジンに見られる特徴なので、このエンジンはまだ一回も開けられていない可能性が出てきた。



 オイルパンの液体ガスケットの色。この色は工場出荷時の色だ。ますます分解されていない可能性が高まってきた。



 タイミングベルト交換のラベルは貼ってあるが、記載無し。



 カムの状態。オイルフィラーキャップ側(インテーク側)は問題無い。



 一方でエギゾースト側はというと、何かゴミがついている。というのも、ブリーザーホースが外された状態で10年間放置されていたからだ。詳細は次回レポートする。



 というわけで、このエンジンは分解されていない可能性が高まった。次頁からエンジンを開けていく。