劣化しやすいホースの例、その2

 これ、軽トラの燃料ホース。硬化して割れてくる。



 非常に短いながら、AZ−1にも使われている。ここが裂けてガソリンが噴出した例有り。



 他にも劣化しやすいホースはあるが、今まで紹介してきたホースと共通点がある。それがスズキ品質で作られたホースという点だ。この燃料ホースの、マツダ品番が書かれているラベルは下の写真の通り。



 このシールを裏から見ると、スズキ品番のラベルの上からマツダ品番のラベルが貼られていることがわかる。こうなっているホースがスズキ品質のホースだ。



 逆に、スズキ品番で発注した場合、スズキ品番のラベルのみが貼られているのがスズキ品番のホース、マツダ品番のラベルの上からスズキ品番のラベルが貼られていたら、マツダ品質のホースということになる。


 次頁から、どれがスズキ品質のホースなのかを掘り下げていく。