AZ28-15-184Aの場合



 このホースは、ラジエターから冷やされたクーラントがシリンダーブロックへ戻ってくるラインについている。上側が走行7.8万キロ・放置10年のホース。



 左側の写真が走行7.8万キロ・放置10年のホース。新品と比較してもほとんど変化無し。



 表面にクラックが入っていたり、硬度が違っていたりはしていなかった。致命的な劣化は見られないと判断する。




 というわけで、この地味な企画の今回分はこれでおしまい。次回も同じようにホースの径を記録していく。約30年経過したクーラント用ホースの劣化度合いを新品と比較するといったことをした人はいないと思うので、地味ながらもデータの蓄積が重要なのだ。