幻のマイナーチェンジ車のステアリング、その3

 グリップ部分を比較する。幻のマイナーチェンジ車には、指が収まるような凸凹がある。AZ−1純正は平坦なままだ。



 太さは双方ともほぼ同じ。



 いよいよAZ−1に取り付けてみる。これで幻のマイナーチェンジ車に早変わりだ。



 ステアリングを握ったときの感覚は変わるものの、メーターの見え方や足当たりにはほとんど変化なかった。



 今回の比較の結果から考えられることは、幻のマイナーチェンジ車はエアバッグ付きステアリングを付けようとはしたものの、今回入手したステアリングをポン付けで流用することは考えてなかったように思う。というのも、ステアリングの長さが大きく異なる上に、シボ形状なども異なっているためだ。
 エアバッグの構造上、ステアリングの長さ変えるのは難しいかもしれない。が、シボ形状を変えたものにして販売することは可能だし、そうしないと違和感があるので、最低限シボ形状を変えた上でマイナーチェンジするつもりではなかったかと考える。


 キーレックスファミリーデーのレポートはこれでおしまい。また来年も開催されると思うので、その際は参加よろしくです。