半ドアになってしまう病、ひろすぃ〜さんのAZ−1

 半ドアになってしまう病とは、ドアが完全に閉まったように見えて、実は半ドアになってしまう症例のこと。最近頻発し始めた。普通の車の場合は半ドアになっていることが見た目で判断できるのだが、AZ−1の場合はガルウイングで上からドアが落ちてくるため、一見しただけでは完全に閉まっているように見える。そのため気がつきにくい。
 その確認方法だが、ドアが閉まっている状態で、ドアを開けようとする動作をする。ガタがあればこの症状、無ければ問題無い。が、今は問題無くても、将来的に間違いなく発生する症状である。私もついになってしまった。


 こちらが正常に近いドアのロック部分。黒い樹脂がついている。



 一方、こちらは半ドアになってしまう病のドアのロック部分。黒い樹脂がなくなっている。



 樹脂が無いため隙間ができ、半ドアになってしまうのだ。



 それを踏まえてひろすぃ〜さんのAZ−1を見ていく。車の色が変わったため、誰の車かわからなかった(笑)。



かなり珍し症例で、運転席・助手席とも樹脂が無いにもかかわらず、運転席側は半ドアにならず、助手席側のみ半ドアになる。ひょっとすると、ドアの立て付けで改善できる問題なのかもしれない。



 次頁では、半ドアになってしまう病の対策事例を紹介する。