概要、その1

 冒頭で紹介した「平成30年7月豪雨」とは、台風7号および梅雨前線の影響などにより、2018年(平成30年)6月28日から7月8日にかけて起きた豪雨のことである。
 その被害は甚大で、地元岡山県では倉敷市真備町で堤防決壊による多数の犠牲者が出た。広島県でも大小数え切れないほどの土砂崩れが発生し、JR山陽本線、山陽自動車道などの高速道路、その他多数の国道県道が土砂に埋まり、交通網が寸断された。
 ちなみに山陽自動車道では、トンネル内に土砂が流入し通行止め。その土砂の量たるや絶望的とも言える量だったが、懸命な努力により(私は何もしてないけど)なんとオーバーヒートミーティングの前日、7月14日には復旧した。だから参加できたわけだ。



 下の写真は、山陽自動車道を広島方面に向かって進んでいるところ(つまり、帰宅途中)。左の看板には「本郷」と書かれている。矢印で示す、ひっかいたような部分が土砂崩れがあった箇所。この土砂崩れの下に山陽本線が通っており、山陽本線ではこの箇所の復旧が最も遅くなった。またこの山の奥に広島空港がある。山陽自動車道走行中に、こんなところが至る所に見られた。



 こちらは、災害に関する主催者側からのメッセージ。キャンセルOKと書かれている。



 下の写真は、毎年参加台数の定点観測を行っているギャラリー用の駐車場。やはり豪雨の影響で、参加台数が非常に少ない。リーマンショックが起こった年でさえ、ここまで少なくなかった。






 このような中、参加した人は、真の勇者であろう。
が、今思えば「平成30年7月豪雨」は、2018年に連続して発生した未曾有の災害の序章でしかなかった。