ミーティングの変化、その2

 ニューイヤーミーティングでは、毎年テーマが決められている。今年のコンクールのテーマは「イギリス車」。なお、エントリー車両をイギリス車に限定している訳ではない。



 が、やってきた車のほとんどが日本車。とにかく外車が少ない。外車が多ければよいというものではないが、極端に少ない。




 ちなみに、イギリス車はこれだけ。旧ミニとかが大量に来ても良さそうなのだが、ほとんどいなかった。



 改めていうと、外車が多ければ良いというものではない。が、近年の他のミーティングを見ると、外車の参加率が極端に低下している。日本での外車の登録台数の比率を考えれば、外車の方が少ないのは当然だし、趣味の車は外車の専売特許でもない。
 が、1980年代後半〜2000年代前半ぐらいは、車のミーティングと言えば、外車が中心だった。なぜ外車が減ったのか、個人的には興味が持たれる。外車が減った理由がそのまま日本車にも当てはまるというのであれば、そう遠くない将来、車のミーティングから日本車すらいなくなることになるからだ。
 実際、今回の会場はスカスカだった。日本車も減っていると示唆される状況である。個人的には、単に車を並べるだけのミーティングが飽きられたことが原因ではないかと考える。例えばコンクールのテーマがイギリス車だが、イギリス車オーナーにとって何かメリットがあるイベント内容ではない。イギリス車に興味がある人にとってもメリットはない。手前味噌ながら、AZ−1を見習って欲しいよね、と思ってしまうのであった。総括すれば、カネをかけて行くだけの価値のあるミーティングではなくなったように思える。もちろん、近くの人は行ってもいいかもしれない。

 次頁からは、会場に集まってきた珍しい車を中心に紹介していく。