お別れの会、その他の様子

 記帳時に頂戴した会葬礼状。下側には、ロータリーのエンボスがある。










 お別れの会に来ていた人。取材を受ける矢印の人は小早川さん。その他、松浦さんもみえたが、寺田さんなどは確認できなかった。



 一方、報道によるとスズキの鈴木修会長も来られていた。


 あまり周知されていなかったのか、あまり人がいなかったのが故人を偲ぶビデオのコーナー。入り口の前にはSAが置かれていた。



 そこに書かれていた故人の自動車文化論。



 「日本には自動車文化が無い」とよく言われる。一方で「自動車文化とは何か」を定義している人も少ないのだが、自動車を作る側からの文化論が記載されている。

 僭越ながら当HPにおける自動車文化の定義は、以下の通りである。これは車を使う側の話である。
「得られた知識を相互に還元しあって活用し、車を通じて有形無形の財産を作り上げること」
「自動車に関する超法規的既得権益が存在し、それらがステークホルダにもたらすWIN-WINの関係の総称」

 「人と車の係り合い」という点では共通する点がある。




 あと残念だったのが集まった人の数。最初は企業向けということもあり多くの人がやってきたのだが、一般の人の時間帯になったら極端に人が少なくなったのだ。実際、集まったのは「いつもの濃い面子」のさらに一部だけだった。車に深い思い入れのない一般の人は皆無だったのではないかと思う。



 テレビのローカルニュースでは、トップで伝えられるなどそれなりの対応だったのだが、地元のローカル紙の扱いは、経済面にちょっとだけ掲載されていただけだった。



 現代における「歴史上の偉人のお別れの会」とは、かくも扱いが小さくなるものなのか。悲しみ以上に愕然とした気持ちで会場を後にしたのだった。