ビタローニミラーの取り付け方法

 ビタローニミラーの取り付け方法です。方法といっても純正台座へポン付けで加工らしい加工は必要ありません。

 私はビタローニミラー ターボコンセプトVというものを取り付けました。ベビーターボを装着している人は多いですね、この二つは構造が同じだと思うので同じ方法で付くと思います。
 購入方法は、ムーンアイズが取り扱っているので大手量販店からでも取り寄せは可能です。ムーンアイズのカタログは大抵どこでも置いていますので、そこから注文できます。
 ベビーターボが1個4000円、ターボコンセプトVが1個5000円です。左右共用なので1台分でそれぞれ8000円、10000円と意外に安い! 中古品を購入する際に参考にして下さい。私はオークションで7250円(出品者が偶然同じ市内の人で、さらに250円負けてもらいました。)で購入しました。実は落札した時には元値を知りませんでした。(^^; ちゃんと前もって元値を知っておかないと損をしかねないですね、私は3000円程安く手に入りましたけれど。


 上からビタローニミラー本体部分、その下に塗料用小皿(直径約5cm深さ1cm、中央に穴を空ける)、左が純正ミラーのゴムブーツです。小皿の役目は皿の縁で純正ゴムブーツを引っ掛ける為のものです。純正はミラー台座基部がこの役割を兼ねています。


 純正台座部分です。純正ミラー基底部分と3本のネジで止まっています。中央の穴は位置合わせのもので最初から開いています。この穴を利用します。

 ビタローニミラーは可動部分が本体と基底部分の二箇所あります。ここは1本のネジで止まっています。そこで本体部分とこのネジのみ使用します。これにワッシャーを用意してください。
 写真1で見える純正台座の中央の穴にネジを入れ(ちょうど穴の大きさが同じです。入りにくい場合は少し広げてください。)、塗料小皿、純正ブーツを間に挟みミラーを取り付けます。小皿はくぼんでいる方を台座側に付けます。皿の底を台座側にピッタリくっ付けて、その上にミラーの根元を付け、台座の裏からネジで止めます。純正ブーツはビタローニミラー側にそのまま付きます。そして根元の部分をこの塗料小皿に装着します。ただちょっと皿の高さが大きいので、ブーツのくびれの二段目まで一緒にはめ込んでください。

 ※もっと良い方法があったら教えて下さい。早く装着したい一心でその場にあった適当なもので間に合わせてあります。ちょうど塗料小皿が純正ブーツの直径と同じだったので・・・。

 これで終わりです。結局、加工した所は塗料小皿に穴を空けただけ!純正台座、ビタローニミラーのどちらも傷付けずに装着できるので元に戻すことも一瞬です。


 余った部品です。上にあるのがビタローニミラー基底部分とゴムブーツ、下が純正ミラー+基底部分です。ビタローニミラー側のゴムブーツを切って装着するやり方もありますが、それではもう他車には使えなくなるので(売れなくなるし)やめておきましょう、固定も面倒ですし。ちなみに純正ミラーは黒く塗っています。

≪オマケ≫
 ドアからミラーを脱着するのには内張を剥がす必要があります。レギュレーターハンドルを外すのは正直、面倒な作業ですが、手短に外す方法があります。内張のミラーの裏あたりの三角の部分を切り離してしまうのです。ミラー交換が非常に楽チンになります。去年これをやった時はまずい事してるんじゃないかとビクビクしながら切り離しましたが、掲示板の過去ログを調べるとマッド杉山さん推奨のやり方ということがわかって安心しました。(^^;

 このビタローニミラー ターボコンセプトVは純正並みの鏡面積で視界は良好です。ノーマルの、キャロルと共用のミラーのデザインがどうしても我慢できない(キャロルのボディラインにはとても良くマッチしているのですが)けれども純正の基本的なデザイン、構造を大事にしたいという人にお勧めです。すぐ戻せますし。