AZ−1のテンパータイヤ
これ、AZ−1のテンパー。ホイールに傷がついているが、ヤフオクで買った中古品なのだ。未使用品は大切に保管してある。
タイヤの製造年。1999年までは3桁表示になっている。最初の2桁が製造週、最後が年だ。そのためこのテンパータイヤは1992年の35週目に作られたことになる。
メーカーはヨコハマ。
「E-PG6SA・・・」と書かれているラベルに価値がある。同じホイールはフェスティバにも使われている。
タイヤ本体を見ていこう。
タイヤの溝が極端に無いが、もともとこんなものだ。
ヒビなどは目視で確認できない。それゆえ、何も問題ないようにみえる。
しかし、AZ−1のテンパータイヤは他車のテンパータイヤより厳しい環境に置かれているといえる。というのも、他車はトランクの下に入っているものが、車室内の温度が上がる部分に入っているからだ。おまけにテンパーの空気圧は通常のタイヤの約2倍。それが夏場で高温になるとどれだけの負荷がタイヤにかかることか。一見何も問題ないように見えて、実は大きな問題が潜んでいる可能性がある。
次頁では、ヤフオクで購入したテンパーを見ていく。