シートレールの装着

 「シートレールが同じならそのままでいいのでは?」と思う方がいらっしゃると思いますが、実は、骨格は同じですが、微妙にボルト取り付け穴が違うんです。ロードスター純正シートレールはクリアランスがないのでつぶしがききません。なのでそのままでは装着できないのです。(社外シートのロードスター用シートレールにはクリアランスがあるので装着可能なものがある。これが世に言う「ロードスターのシートレールでAZ−1(キャラ)にシートを取り付けた」の真相であります)



 試しにロードスターのシートレールと合わせてみましたが、写真のように、後ろをボルトに通すと前がはまりません。後ろのボルト貫通穴が真円なためです。


 このように、AZ−1(キャラ)純正のシートレールは後ろの穴が楕円になっています。よって、逆に考えればロードスターのシートレールもボルト貫通穴をちょっと広げる加工をすればそのままAZ−1(キャラ)に装着できることになります。(シートレールの予備として、いかがですか?)「ではシートレールは?」AZ−1(キャラ)シートのレールを付け替えて使用します。


 写真のようにAZ−1(キャラ)とロードスターのシートは同じ位置4カ所でシートレールと固定されています。なのでAZ−1(キャラ)からはずしたシートレールがなんの加工もなく装着できるます。よく見るとシートの裏側の形状も同じようですしね。