総括&今回分かったこと





 こうして組みあがったエンジン。まだナラシ中だがトルクが太くて大変使いやすい。狙い通りにレスポンスも向上した。とにかく良く回り2,000rpmからでも楽々加速していくし、仮のリミット4,000rpmまでは一瞬だ。音や振動も小さくなった。ただしエンジン外観は何の変化もない。まぁ当然といえば当然なんだが・・。




 残念なのは「ハズレ」の理由が分からなかったこと。パーツ個々には不具合が発見されなかったのだ。たまたま公差の範囲内でマイナス+マイナスノといったように組まれてしまったのではないか、という予想もできるが、真偽は不明。



●今回分かったこと
・ オイル管理さえしっかりやっておけば滅多な壊れ方はしない。
・ ピストン周りの慣性質量低減はバカにならない。
・ ゴム部品は走行距離に関わりなく劣化している。

 なお3月現在、発熱量増加(ビッグタービン装着によるパワーアップのため)による不具合は見られない。一応、ローテンプサーモスタットとハイプレッシャーラジエターキャップで対策しているが、今後暑くなると結果がハッキリしてくるものと思われる(怖)。

以上報告いたします。 Mar.27.2005