クスコ製汎用オイルキャッチタンクの使用レポート

 昨年(’99)9月下旬に従来装着していた某ショップのオリジナル品(保守改造コーナーに載ってるものがそうです)からクスコ製凡用に交換しました。
 交換・装着から約4ヶ月経ってチューブを確認してみたら、廃油があっという間に満タンになっていました。(ちなみに筆者は毎日平均15km運転します)抜いてみたらスゴイ量でした。焼肉のタレの空瓶1本半分くらいの廃油が不純物と共にダーダー流れてきました。マッド杉山さんの説明によると、「シリンダーの中でガスが燃えると当然水蒸気がでます。で、ブロックの中を通りブローバイから出ます。そのときは、まだオイルの色をしています。が、あまりにも水分が多いので、すぐに乳化してコーヒーいろになります。」とのこと。



<画像に写っているの2本の瓶の内、左の方が先に流れ出てきた水分を含んだ排オイル。
右のミルクコーヒーの様な物が、最後に流れてきた不純物>

 一応、エンジンのレベルゲージ確認したところ、そんなにオイル減っていませんでした。たくさん回すorしょっちゅう走る方には、キャッチタンクは必需品では!?と思った次第です。

クスコ製凡用品キャッチタンクの実売価格:約9000円
AZ−1にも簡単に取付け可能です。ホース径は15mmをチョイスしましょう。
別売りで、エアクリにガスを還元させる専用ホースキットもあります。




<補足> マッド杉山さんのワンポイントアドバイス
私の車は10000位回す事がありますので、ブローバイと一緒にオイルがでてきてこまりました。それで、タンクを迷路に作り底からオイルをオイルパンに戻しています。ブローバイはパイプでエアフィルターに戻します。これでフィルターは汚れません。オイルも減らなくなります。暇な人、作ってみたら?高回転で使う人には お勧めです。