キースイッチの分解
写真のキースイッチは、AA6PAのキャロル(後期型AT)のもので、AZ−1についているものとは若干形が異なる上、配線も違います(矢印部分)。よってAZ−1への取り付けはできませんが、接点の焦げ具合を比較する対象とはなります。
AZ−1と全く同じキースイッチは、AA6PAのキャロル(前期型)及び同時期に作られたアルトのミッション車についているものです。AT車についているものは、独自の配線が追加されているだけで、その配線さえ切ってしまえばAZ−1に取り付け可能です。解体屋には現物を持っていって、双方をよく確認した上で購入しましょう。
分解すると中には細かいバネが入っているので、一度キャロル等のキースイッチで分解の練習をしてからAZ−1のキースイッチの分解に取りかかりましょう。
使用するのは精密ドライバー2本です。
ドライバーを差し込み、爪をはずします。
|
→ |
|
もう1本のドライバーで、蓋を押し上げるようにして取りはずします。
もう1カ所同じ爪があるので、同様にはずします。分解すると中には細かいバネが入っているので、一度キャロル等のキースイッチで分解の練習をしてからAZ−1のキースイッチの分解に取りかかりましょう。
接点に問題があれば、磨いてグリスを詰めて元に戻せば完了です。