シフトレバー位置検出の検討について


最初は接触式のマイクロスイッチを使用してシフトレバーの位置を確認する予定でしたが シフトレバーはいつも位置が微妙に変化するため無理なことが判明。
よって近接スイッチで位置を確認することにしたのですが、 一般的な近接スイッチの大きさではシフトレバーカバー内に設置が不可能に近く断念しました。

あるときYahooオークションで、コンパクトなSUNX製の近接スイッチが出品されていたので これを落札して使用することとしました。
使用している近接スイッチですが、SUNX製:GL-12F です。
アンプ内蔵型で動作表示灯があり、DC12Vに対応しています。
他にはオートスイッチと呼ばれる、シリンダなどの位置を検出するセンサが
かなりコンパクトで、シフトレバー機構部に取付やすいかもしれません。




シフトレバーには2本のリンクが接続されていますが、
左のリンクと右のリンクがそれぞれシフトレバーの[上下]と[水平]方向の位置に関係しており、 その組み合わせで変速がおこなわれます。

シフトインジケーターでは、 2本のリンクの[上][下][右][中央][左]の位置を近接センサにて検出し、 それぞれのセンサからの信号をTTLによる論理回路にて処理し、1〜5を表示することとしました。





[シフトレバー位置検出の検討について]

まず、[1]〜[5]速のときの2本のリンクの位置を確認し、センサの設置位置の検討を行いました。


左図はシフトレバーを左に倒したときのリンクの位置です。




左図はシフトレバーを前に倒したときのリンクの位置です。



この組み合わせの場合、実際には[1]速にギアが入っているということになります。