エンジン全景
エンジン全景
緑の配線が今回取り付けたアーシングのものです。(黒の線が在庫無く仕方なしこの色に・・・)
私はバッテリーのマイナス端子からオルタネーターのステー、イグニッションコイルの取り付けボルト、ストラットのマウント部分、シリンダーヘッド部分の計4カ所を結んでいますが、このへんは「こうかな?」と自分で思ったところを結んだだけですのでもっと数を増やされたりアースする場所を違うところにしたり試してみてください。配線の太さは扱い安さと店の在庫の関係で8スケアを使い、余裕をもって3mほど購入しました。これももっと太くとか材質の良いものを使うなど工夫できますね。
さて圧着端子ですが、シリンダーヘッドのところが8−6、コイルのところも8−6、オルタネーターのところが8−10、ボディアースのところが8−8、肝心のバッテリー端子のところは22−6です。ただし、バッテリー端子の圧着端子は私がお店で3、4本束ねてかしめられそうな物を現物合わせで選びましたので、スケア数の違う線を使われる場合はそれに合わせて適当な物にしてください。結局私も実際にカシメ始めたら4本一発で圧着端子の穴に突っ込むのがきつかったので一本だけ別にしています。もうちょっと大きい物にするか少し小さい物にして2本ずつに分けた方がいいかもしれません。
圧着端子の最初の数字は電線のスケア数、後半のが穴の大きさ(ミリ)になっています。ですから線の太さを違う物で施工される場合は、最初の数字を使う電線のスケア数に読み替えてもらえれば大丈夫です。
ちょっとごちゃっとしますが、別にまとめてかしめなくても一本ずつ圧着端子を付けてボルト止めの時にまとめて締めるというのもありです。(この場合は8−6が4個必要となります)大きい端子をかしめるのは力がいりますので、電工ペンチのない方はこの方がいいかもしれません。
また、アーシングケーブルの取り付けをするときは、バッテリーの端子を全部外してから行いましょう。