▼市川智士さん:
>原型となる単品フレームはあります。
過去トピ見返してみました。
今見るとバカみたいに単純・安価な部分と、
ちょっと再現が難しいほどの超絶プレス技巧が混在していますね。
クラタって凄いんだかすごくないんだか(笑)。
なお補用のパネルが傷ついてるのは、まぁあんなもんです。
1992年あたりの自動車業界って、
まだまだ職人が腕を振るう余地が多くあって、
稚拙だったCAD⇒CAMのデータプロセスを補っていたんでした。
豊かでよき時代だったと、今、思います。
これから先MBD化(モデルベースデベロップ)が進むと
それらはロストテクノロジー化して再現不能になるかも(怖)。
如実な実例はオリンピックの2020年に再生産されたニコンのS3。
ブライトフレーム(ファインダーに表示される光の枠)の製法が
まったく判らず、やむを得ず現代の技術で生産された由。
当時モノのブライトフレームは、もっと細くて美しいです。
1940年代には「これ作っといて」でできたものが
職人がいなくなり途絶えてしまったとアナウンスされています。
加工技術こそがこの世界にヒトが生きた唯一の爪あと。
ヒトを幸せにするために塾考された崇高なワザが、
時とともに消えてしまうのはとても残念で悲しいことです。
まったく余談ですがわたべ☆は、その崇高なワザが軍事転用されて
人殺しのために使われるのを愚の骨頂と思います。
涙が出るほど馬鹿馬鹿しい。
見てるか、プーチン、トランプ!(や、見ないだろう・笑)。